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2020年2月17日3 分

シェアオフィスとは

最終更新: 2020年6月2日

今回はシェアオフィスやコワーキング、レンタルオフィスについて簡単に説明します。

目次

・シェアオフィスとは

・コワーキングとは

・レンタルオフィスとは

1. シェアオフィスとは

シェアオフィスは、それぞれに個室があるわけではなく、ひとつのオフィスにデスクがいくつか置いてあり、そのオフィス空間を共有します。

コワーキングスペースも同じようにオフィスを共有しますが、シェアオフィスは固定席となるのが大半で、使用するメンバーも固定になります。

デスクを使う方の職業・職種は多種多様となり、異業種が交流するよい機会となります。

スタートアップや事業を始めたばかりの個人事業主の方にはオフィスを持つ費用が大幅に抑えられ、利用開始してすぐに仕事にとりかかれるのがメリットと言えます。

通常、オフィス賃貸ですと、仲介手数料、礼金、デスク、椅子などのオフィス用品の経費がかかりますが、シェアオフィスはそれらの経費は大抵かかりません。

まだ自分のオフィスを持つまでではないけれど、自宅以外で集中して仕事がしたい方にはとても向いています。

ただ、個別の空間はないため、セキュリティー面はレンタルオフィスには劣り、PCや備品など自分の持ち物にかんしては気お付けなければいけません。

2. コーワ―キングとは

最近、よく耳にするようになったコーワ―キングスペースという用語ですが、シェアオフィスとの明確な違いはとくにないようです。ただ、最近はシェアオフィスは固定席、コーワ―キングは空いている席に座るというスタイルで分けているように見えます。

固定席ではなく空いている席に座るコワーキングは大抵費用もシェアオフィスより安くなり、毎日朝から夕方まで仕事をするわけではなく、外出が多いい方、一人分のスペースが小さくても良い方に向いています。

シェアオフィス同様、異業種との交流ができ、そこで新たな繋がりや事業がはじまるといったことが起きます。

室内のデザインもよりカジュアルなものが多く、最近は一見カフェのようなおしゃれなコワーキングもたくさん増えました。

3. レンタルオフィスとは

レンタルオフィスはシェアオフィスやコーワ―キングとは違い、オフィスの中にさらに大小さまざまなサイズの個室がいくつも並んでいます。それぞれ鍵のかかるドアがついているため、セキュリティー面では安心です。

宅建業や税理士の方など、職業によっては事業登録に個室が必要な職業もあります。そのためシェアオフィスやコワーキングを借りるさいは事前に、ご自身の事業が事業登録できるかどうか確認が必要です。

費用はシェアオフィスやコワーキングより高くはなりますが、個室を使い集中して仕事をしたい方、個室であることが事業登録に必要な方にはレンタルオフィスがよいでしょう。

ただ、部屋が区切られているためシェアオフィスやコワーキングより交流は少なくなる傾向にあります。

それぞれ特徴があるので、どのスタイルが一番自分にあっているか検討してみてください。