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  • 執筆者の写真sato

セミナーやラーニング動画を撮影する際にあると便利なプロンプターのメリット・デメリットを紹介します

更新日:2020年9月14日



プロンプター
動画収録にあると便利なプロンプター


コロナの影響でイベントやセミナーの開催が難しいため、この機会に今まで開催していたセミナーを動画コンテンツにでもしようかなと思われていませんか?


それか、すでに何本かご自身で動画の収録をしたものの、言葉に詰まって何度も撮り直しをして時間がかかっていませんか?


そこでお勧めなのがカメラ目線のまま文字が読めるプロンプターです。


ここではセミナー動画やラーニング動画を作るさいにあると便利なプロンプターについてそのメリットとデメリットを紹介します。



プロンプターとは


まず、プロンプターについて簡単に説明します。


プロンプターとはつまりカンニングペパーです。


ただ紙ではなく、事前に用意したスクリプトがスピーカーの目の前に置かれたスクリーンに映しだされます。

ニュースキャスターやアナウンサーの方が間違った情報を伝えないためにもテレビ業界では一般的に使われている便利な機材です。


安倍首相もスピーチで使われているなど、言い間違えができないような場面では大活躍します。


今では自分で動画を撮影していろいろなプラットフォームに投稿することが主流になっているので、それにともないプロンプターも普及していくかと思います。



プロンプターを使うメリット


1.話す内容を覚えないですみ、テンポよく話せる


プロンプターを使う一番のメリットはなんといっても話す内容を覚えないですみ、テンポよく話せることです。


セミナー動画やラーニング動画ではもちろん話す内容の充実度がもっとも大切ですが、それと同時に視聴者の方の集中力が途切れないようにテンポよくしゃべり続けることがとても重要です。


ただカンペなしにテンポよく話すには話す内容がしっかり頭に入っていないと話せません。


Youtuberの方のように毎日投稿するような頻度で行えば、話すことに慣れて暗記をせず即興で話ができるようになるかと思いますが、はじめてカメラの前に立って話をするとすごく難しいです。


話す内容を事前に頭に入れていても、ついつい頭の中で言葉を探し、そこで一瞬とまってしまいます。


そこでプロンプターを使えば内容を覚える必要がなく、話したいスピードで話続けることができます。


2.言い間違えがなく、伝えたい事をすべて言える


事前に用意したスクリプトが流れるため、自分の言いたいことを一語一句しっかり伝えられます。


カジュアルな動画なら多少の言い間違えがあったとしても気になりませんが、ラーニング動画やセミナー動画となると間違えなく内容を伝えることは印象の面でも教材としても大切なことです。


また、カンペなしで話をするとうっかり言い逃すこともありますが、プロンプターを使えばスクリプトどうりに話ができるので伝えそびれがありません。


3.撮影前の精神的負担が減る


すべて自分だけで撮影をする場合は気になりませんが、誰かと一緒に撮影する場合やスタジオで撮影する場合、時間内にしっかり伝えたいことを話せるのか、また言葉につまってしまってやり直ししないようにしなければとプレッシャーに感じることもあるかと思います。


それが目の前に文字が流れて、それを読めばいいんだと思う事で精神的負担が減り、リラックスして撮影に臨めます。



プロンプターを使うデメリット


1、棒読みになる


プロンプターを使う一番のデメリットは、うっかりすると棒読みなることです。


読むことに集中すると言葉に感情がなくなるため、単調なしゃべり口調になってしまいます。そうすると視聴者の集中力が持たないビデオになってしまうので、読んでいる最中に最も気お付けるべき点です。


少し大げさぐらいに感情移入して、さらに手の動きを入れるなどした方がよいでしょう。


2、人によってはむしろ時間がかかる


プロンプターを使うと話す内容を暗記をせずにすみますが、人によってはカンペなしの方がスムーズに話すことができます。


特に人前で話すことに慣れている人は、文字を読むのが煩わしい場合もあり、読み間違えをして撮り直し、カンペなしより時間がかかってしまう場合もあります。




人や収録の内容によってプロンプターを使うことにメリット・デメリットがあるため、スピーカーの特性や、収録の内容に合わせて使うかどうか検討してみてください。





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