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  • 執筆者の写真sato

ワーケーションをしてみてよかったこと

更新日:2023年6月12日

コロナの終息が見えない中、7月末に菅官房長官が言及して以来最近ちらほらと耳にするワーケーションという言葉ですが、いったいどういうものか、また筆者が実際に体験してよかったことなどを紹介します。



ワーケーションとは


ワーケーションはワーク(労働)とバケーション(休暇)を組み合わせた造語です。

普段通っている職場や自宅ではなく、休暇をとりながら観光地やリゾート地など旅先でリモートワークをする働き方のことです。


リモートワークが普及し始め、場所を問わない業種の方がパソコンやスマートフォンを使い好きな環境・場所で仕事をします。


長期の旅行はなかなかいけるものではありませんが、ワーケーションにしてしまえば旅先で働くため長く滞在でき、仕事をしている間は出勤扱いとされます。


政府としては有給取得率を上げる対策としても推奨しているようです。



ワーケーションのメリット


・リフレッシュできる


ワーケーションは好きな場所で働くことができるので、普段都会で自然に触れる機会がない人は自然を満喫できる場所を選んで気分転換とリフレッシュができます。


短期の旅行もよいリフレッシュとなりますが、長期で自然に触れあうことはメンタルにいい影響があることは間違いなしです。


体調が整う


自身の体験ですが、ワーケーションを始めた初日は目覚ましなしで早起きができました。


普段8時半に起きるのがやっとですが、6時に鳥の声とともに目覚め、しかも全く眠くないので、7時半から作業開始できました。


普段とは違う環境なので、普段の生活スタイルが変わります。


せっかくだから、自然の中を歩いて、ゆっくりお風呂につかって、しっかり時間をかけて食事をし、夜はぐっすり眠れます。 そのため、体調が整ったのは身をもって感じました。



作業に集中できる


体調も整うので、自然と集中力があがります。

作業環境も普段とは違い、自分の好きなところで作業するため自分のペースが乱されることはありません。



・家族と旅行ができる


なかなかまとまった休暇がとれなくて家族旅行もいけない方も、ワーケーションの制度を使えば思い切って家族旅行ができます。


私は普段一人暮らしをしていますが、ワーケーションをしたさいは久々に両親と旅行をし、昼は私は作業をしていて、両親とは食事と夜を一緒に過ごしました。 普段なかなか実家に帰らず、帰っても1、2日間程しかいないため、ひさびさに一緒に過ごし旅行もできたのでよい思い出となりました。



気になるところ


ネット環境


リモートワークなのでネットは必ず必要となります。


私は滞在先にネットがないとあらかじめわかっていたので、短期のポケットWiFiをレンタルしていき問題はありませんでしたが、もしも滞在するところにネット有とでていてポケットWiFiを借りていない場合、安定しないととても不便です。


ワーケーションは旅先でのネット環境がしっかりしているかあらかじめ確かめることがとても大切です。


費用


旅費は必ずかかります。さらに長期滞在にしようとするとそこの滞在先費用、移動費など全部自腹にするのか、会社が補助するのか気になるところです。



人と会う機会が減る


人や行く場所によるかとは思いますが、環境はよくても滞在先では意識をしないと作業をするだけになってしまいがちです。


集中できる環境ではありますが、作業に没頭するだけでなく、旅先での出会いがあれば新たな発見や発想を得ることができるはずです。ワーケーション先で出会いや交流の機会をもつことも、よりワーケーションを充実させるかめにはよいかと思います。




以上が私自身ワーケーションを14日間体験した感想です。

私は栃木県の那須に行ってきました。

現在、那須のホテルなどワーケーション用に普段より割引価格のパッケージーをだしているところもありました。

長野県や、和歌山県も以前から力をいれているようです。


ワーケーションはテレワーク・リモートワークの普及によってますます注目されてくると思います。


地方でワーケーションをして滞在をしながらその地元を体験しつつ、移住先をみつけるというのもできるかと思います。課題はいろいろ言われていますが、ワーケーションは自分自身のこれかの働き方を見直すきっかけもあたえてくれる良い機会だと私は思います。



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